「サイドウェイ」 (2005年劇場公開作品)
お酒には相性というものがあります。
僕はワインと日本酒との関係がうまく築けずに困っています。
なぜならばどきらも味は好きなのに、
飲むとそれはそれはひどい二日酔いに見舞われるのです。
日本酒にいたっては少量を飲んだだけでひどく酩酊し、
まったくもってしていい思い出がない。
思い出と言っても記憶を失うことが多く、
伝聞的に自分の恥ずかしい行為を知ることとなるのです。
ビールと焼酎との相性は良好ですが、飲み過ぎてしまえばギクシャクすることも…。
離婚した前妻を引きずる小説家志望の
マイルス(ポール・ジアマッティ)が、
結婚を一週間後に控えた女好きB級俳優の友人
ジャック(トーマス・ヘイデン・チャーチ)を連れて、
カルフォルニアのワインロードを旅をする。
ゴルフとワインで残り少ない独身を楽しんでもらおうとするマイルス、
女の事しか頭にないジャック。
そんな二人のおかしくも切ないロードムービー。
男同士って意外と性格が大きく違うほうが相性がよかったりして、
だいたい「悪友」とか「腐れ縁」などはその類ではないでしょうか。
お互いにないところをうらやましく思ったり嫌ってみたり。
映画のなかではその辺も含め、登場人物の心情がよく表現されています。
旅の後半には少々衝撃的な“映倫はOKなの!?”ってシーンがあり、
それも見物ですよ。
とにかくワインを飲んで飲んで飲みまくる二人。
思わず僕もワインを飲みたくなりましたか、
ぐっとこらえてビールにしました。
ワイン好きの方は僕なんかよりもっとこの映画を
楽しめるはずです!
(監督/アレクサンダー・ペイン)




