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2010年9月7日 代々木ブーガル

フットボール ナンデアル World Cup 最終回

投稿日/2010年7月21日

大分冷静になれたでしょうか。もう一度考えてみた

アルゼンチン、BEST8敗退。

しかも2大会連続ドイツに敗北を期すとは。

大会前から評判は低く、苦戦を予感されていたが、始まってみれば順調にGL突破。メキシコにもスコア的には快勝でありました。
ただ考えてみればナイジェリア、ギリシャのパフォーマンスは悪く、韓国も逃げずに立ち向かってきてくれたので、予想以上に楽に勝ち上がれたのでは。
メキシコ戦では底力をみせるも、チームでというより、個人の力での勝利。

しかし個人の力ではドイツに勝つのは難しかった。いくらメッシでも3〜4人を抜いてゴールとはいかない。他の前線の選手たちも球離れが悪く、運動量も少ないため連動性もなかった。そこには戦術と呼べるようなものはなかったのでは。
逆にドイツは守りも攻撃もシステマティックで、特にボールを奪ってからのカウンターは見事でした。シンプルで早く、最短でゴールへ向かっていくあの勢いの前にアルゼンチンの選手たちはただただ翻弄されていました。

マラドーナが選手たちに期待したことは何だったのでしょうか。試合を見ている限り、一人の選手が試合を支配できた頃、マラドーナ自身が活躍していた頃のサッカーを求めていたのでしょうか。メッシならできると思ったのでしょうか。

現代サッカーでは、特に守備の面においてその戦術はかなり進歩を遂げています。その中でどんなスーパースターでも1人でできることは限られてくるでしょう。やはりチームの共通した意識と戦術の中で個人もまた輝けるのです。現にメッシもバルセロナという、今最も水準の高い攻撃サッカーをするチームにいるからこそ、あれだけの得点を重ねられたのでしょう。
しかもバルサではサイドでボールをもらうことが多いですが、今大会はトップ下で中央でのプレーが中心で、プレスやマークはクラブでの試合より格段に厳しかったと思います。

結局、韓国戦だけ理想に近いサッカーができたのでは。それは前述したように、チーム力の差にも関わらず韓国が攻撃的にきてくれたからです。気持ちよくプレーしていたメッシは、ドリブルだけにこだわることもなく、周りを使いながら攻撃にいいテンポを与えていました。

マラドーナの時代錯誤な作戦が、100%とは言いませんが、大敗の大きな一因であることは否めないでしょう。
マラドーナにとってはなぜ選手たちが思った通りに結果を出せなかったか不思議かもしれません。自分がピッチにたっていたら、そんなことにはならなかったと思っているでしょう。そして、全盛期の彼であったら、それは本当のことだと思います。

次大会はブラジルにて。南米最大のライバル国で優勝することは至難の業でしょうが、若手の順調な成長と新たなるスーパースターの活躍を信じ、応援したいと思います。
続投が噂されているマラドーナですが、さすがにないでしょう。国民の8割は続投反対、選手たちからは続けてほしいという意見もあるようですが、それは「やめてくれ!」とは言えないだけなのでは。アルゼンチンサッカー協会の英断に期待。
どこかのクラブチームで経験を積んで、また見てみたいです、神様監督・・・と言っておきましょう。

とにかく、まだまだ言いたいことは山ほどあります、が、この辺にしておきます。これ以上続ければ酔っぱらいの愚痴のようになってしまいますから。

さて、「フットボール ナンデアル World Cup」は今回で最終回。また次回からは「フットボール ナンデアル」にて、ラツィオ、横浜FC、アルゼンチンを中心にサッカー話をしていきたいと思います。

最後に現地に行った友人にもらったマラさん生写真と

話題のブブゼラです。うるさい!!